トップページ
ひとりごと目次

ご意見ご要望はこちらへ:takuchip@greensoft.co.jp

ひとりごと 「渦の道」 2002/07/19登録

四国を旅した。
松山市、徳島市と泊まって、淡路島を経由して神戸から戻るコース。
せっかくであるので、明石海峡の渦潮を見てみることにした。

渦の道」とは、蜷局(とぐろ、と読むらしい)を巻いた道ではない。
四国と淡路島を結ぶ大鳴門橋の下に造られた遊歩道。
延長450メートル、橋の下を歩く事ができる。

大鳴門橋の下

吹きさらしである。
台風の時、びしょびしょになるだろうが迫力はあるだろう。
県立である。
なぜ橋の下なのか。それはこの大鳴門橋建設の杜撰さの表れ。
建設時の計画では、橋の下に鉄道を通すつもりであったようだ。
確かに橋脚にはそれだけの空間が残っている。
しかし、鉄道を通すには淡路島に鉄道をひかなければならないし、
それには膨大な金、需要と供給のバランス、無駄である。
そんなこと最初からわかっていただろうに。
おそらく橋脚だって、鉄道を通しても耐えられる構造になっているだろう。
それが駄目になった現在、過剰設計。
税金の無駄遣い。

そこで、この空間を利用して徳島県が橋の下に遊歩道を造った。
アイデアはいい、捨て身の技、きまり。
ずっと歩いていくと、そのうち、渦潮の上部に出る。
一部の床がガラス張り。

20秒ほど躊躇してガラスの上に乗ってみた。
海面まで45メートル。結構、スーッとする。
気持ちが良かった。

鳴門の渦潮